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4年生ブログ 第10弾 小林綺那 《頑張り続けること》

こんにちは!
みんなから愛される食いしん坊、山下の寮長こと蓮見真悠からバトンを受け継ぎました。背番号38番の小林綺那です。
このブログでは、私の大学サッカー人生と共に、「頑張り続けること」をテーマに書いていきたいと思います。

この写真は、私にとって大学サッカー史上最大の転機となった、関カレ初スタメンの時のものです。
このブログが県リーグの人たちの秘めた闘志を燃やすきっかけになると信じて書きました。県リーグのどん底から這い上がった大学4年間を自分なりの言葉で書いたので最後まで読んでくれたら嬉しいです。

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 最初の年、私は県リーグに所属させていただきました。なかなか試合に出ることができず、どんどん落ちこぼれていきました。練習ではイライラする日々が続き、適当にサッカーをしている時もありました。トップチームの練習には上がらせてもらっているのに、県リーグでは試合に出れないという複雑な状況下で何度も悩みました。いつしかトップチームの練習に参加させてもらっていることがプライドとなり、県リーグに出場できない日々が続くことでモチベーションも上がらず、ただ練習をこなすだけの毎日でした。
 
 2年生になり所属させていただいたのも県リーグでした。自分なりに上手くいってる時があっても試合には出ることができないどころか、ベンチにも入れず、ほとんどの試合を上からビデオで撮影していました。だんだん試合に出れないことが当たり前になり、悔しいという感情すらも抱かなくなりました。今考えればこの時が最大のどん底だったと思います。何度も何度も辞めたいと思い、支えてくれている母にまで感情をぶつけてしまうこともありました。それでも母は優しく、「そんなに嫌なら辞めたっていいんだよ」と言ってくれました。今までどんな時でも応援してくれていた母にこんな言葉を言わせてしまった事が悔しくて、こんなどん底で逃げたくないと思った私は、辞めるならトップチームで試合に出てから辞めてやると逆に奮起しました。反骨心が私のモチベーションを生み、「常に全力でやっていればいつか良いことがある」と信じ、毎日の練習を全力でやり続けました。
 
 3年生になり、今年は頑張ろうと意気込んでこの年を迎えましたが、また県リーグ登録でした。しかし、いつもとは違う気持ちでした。2年生の時から信じ続けている、「常に全力でやっていればいつか良いことがある」これのおかげで何事も頑張れるようになったのです。今年こそは何かやってやろうと思い、県リーグの初戦では2年間の悔しい気持ちをぶつけました。そして、その翌週からトップチームの練習に上がることができました。毎日手を抜かずに練習をし続け、やっとチャンスがきました。
 それが私の転機となった関カレデビュー戦です。緊張しすぎてほとんど覚えていませんが、本当に楽しかったことだけは鮮明に覚えています。そこからはスタメンで出続けることができ、他の大学のレベルの高さとサッカーの楽しさ、勝つことの難しさをたくさん肌で感じました。

この経験が、県リーグ所属の選手でも頑張っていれば関カレに出場できるんだという希望になれたかと思います。

今、自分の立場に満足していない人や上手くいっていない人など色んな人がいるかと思います。ですが、常に全力でやっていれば必ずチャンスはやってきます。今思い返せば、適当にやっていた自分が本当にカッコ悪かったです。あの時全力でやっていなかったことを後悔しています。だからこそ、どんな立場でも諦めないでチーム全員が全力でやり続けていてほしいです。カテゴリーなんて関係ないです。みんなが神大の一員だから、誰にでもチャンスが来ます。みんなで日本一を目指してこれからさらにパワーアップしていきましょう。

神大は本当に素晴らしいチームです。後輩たちは本当に可愛くてサッカーになると頼もしくて心強くて最高なんです。たくさんのことを考えて一緒に戦ってくれるスタッフさんたちもいます。特に同期のみんなは本当に面白くて食いしん坊で、すごいんです。サッカーになるとみんな目の色変えて真剣であんなにいつもふざけているのが嘘みたいに頼もしくて心強いんです。それがカッコよくて最高の同期たちだなって毎日思います。みんないつもありがとう!みんながいるからこんなに毎日が楽しくて充実しているんだなと心から思います。あと半年もないけど、この仲間達と最高の景色を見るために、1日1日を大切に全力で頑張っていきたいです。

家族へ
いつも何でも挑戦させてくれてありがとう。どんなわがままも聞いてくれて、やってみなよと何でも後押ししてくれてずっと応援してくれてありがとう。愛情をたくさん注いで育ててくれてありがとう。
これからもたくさん迷惑をかけると思うけど、良い姿を見せれるように頑張り続けるから応援しててね!


"大学日本一"この目標を達成できるように神大全員でチーム一丸となってこれからもっと頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は、変態ドリブルで相手を翻弄し、浜の上でも俊足の背番号44番 菊地怜奈 です。