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4年生ブログ 第17弾 松本梨桜 《挑戦》

「挑戦」

こんにちは!
右利きなのに左足のシュートで得点を量産するちっちこと安本千紘からバトンを受け継ぎました松本梨桜です。

私にとって神大でプレーするという選択は大きな挑戦でした。高校は香川県の高校で毎年全国大会に出場できていましたが、1回戦や2回戦敗退ばかりで他の地域とのレベルの差を実感してきました。そのため大学ではレベルの高い関東でプレーし、その中でスタメンで試合に出て、四国の選手でも関東のレベルで通用するということを証明したいという思いがありました。
1年生のときはBチームで多くの試合を経験させてもらいました。Bチームでもレベルが高く、毎日の練習で得るものがたくさんありました。少しずつチームに慣れて、自分らしいプレーができるようになっていました。しかし、8月に前十字靭帯断裂という怪我をしてしまいました。怪我した日に病院に行って前十字靭帯がきれているかもしれないと言われて、これまで大きな怪我をしたことなかった自分にとってすぐに受け入れることができませんでした。それでも周りのみんなに励まされて前を向いてリハビリを頑張ることができました。2年生の8月皇后杯の県予選が私の復帰戦でした。その試合で点を取ることが自分の目標で、実際に点をとって勝つことができました。点を取ったときにみんなも手をあげて喜んでくれてその光景が今でも忘れられません。その後、カンカレにもサイドバックで出場させてもらいました。主にFWでプレーしていた自分にとってサイドバックでプレーすることはわからないことばかりでした。周りにたくさん助けられながらプレーしましたが、何もチームに貢献できなくてインカレにも出場できず悔しい思いをしました。新チームになって、今年は絶対にチームの役に立てるようになりたいという強い気持ちをもって練習に取り組んでいました。しかし、3年生になる直前の3月次は逆膝の前十字靭帯を断裂しました。怪我をしたときに膝から聞き覚えのある音が鳴って、その瞬間にまたやってしまったとすぐにわかりました。その日はずっと膝のことしか考えられなくて、夢であってほしいとずっと思っていました。次の日病院に行ってやっぱり前十字靭帯がきれていました。自分のことを気にかけて連絡してくれる人が多くて、もう一度頑張ろうと思うことができました。そして、復帰できたのは4年生の5月でした。復帰した日に石田さんからみんなに自分の復帰が伝えられて少し恥ずかしかったけどうれしかったです。復帰してもすぐには自分の思うようなプレーはできませんでした。それでも、1日1日の練習を誰よりも楽しんでいた自信があるくらいサッカーが楽しかったです。カンカレのメンバーにも少しずつ入れてもらえるようになって、もう一度カンカレで前半だけでしたが試合に出場させてもらえました。試合に出れたのは1試合で、チャンスをもらったにもかかわらず自分の良さはぜんぜん出せませんでした。でもまたインカレというチャンスが残っています。インカレまで1ヶ月もないので、日々の練習にこだわりを持ち頑張りたいと思います。

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最後に私は感謝をしたい人がたくさんいます。手術をしてくださった先生や長いリハビリを担当してくださった理学療法士の方々、トレーナーの方々、いつも面白くて優しい同期や可愛い後輩、自分の選択を応援してくれる両親、よく相談に乗ってくれる兄、そして指導してくれているスタッフやサッカーの基礎的な部分からいろんなことを教えてくれた石田さん。他にも感謝したい人がたくさんいます。インカレで優勝して最高の恩返しができるように頑張ります。
今後も神奈川大学女子サッカー部の応援よろしくお願いします!
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

次は、ピッチを駆け回る韓国大好き女子竹山萌です!