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4年生ブログ 第2弾 望月麻央 《意志を持って行動すること》

こんにちは!

フォルトゥナキャプテンと用具長を兼任している、無限の走力体力おばけの森川選手からバトンを引き継ぎました。

神大ゲームキャプテンを務めさせていただいております「ぽち」こと望月麻央です。

私は普段は適当人間なのですが、思いや考えを伝えたりする時には、かなり熱く長めに語ってしまうタイプなので、長く拙い文章になりますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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これは神大のインスタグラムで意気込みを書かせて頂いた際に、私の1番大切にしている言葉として紹介させて頂いた「意志あるところに道は開ける」に通じています。

私は小さい頃から活発で男勝り、小学校からの友人には引くほどの負けず嫌いとも言われるくらいですが、その割には挑戦することや慣れない環境に飛び込むことが大の苦手でした。父や中学の恩師達からは「チキンハート」「ノミの心臓」などと言われ、そうでは無いと言い張りながらも本質をつかれている事が悔しくて、だからと言って変わる勇気も飛び込む勇気もなくて、中高キャプテンを務めていましたが、みんなが見てくれている私と自分が知っている本当の私とのギャップにいつももどかしさがありました。

勝負はもちろん負けたくないし、その場になれば燃えるのにそこに行くまでの勇気が私には足りませんでした。
そんな極端な二面性を持った自分が本当に嫌いでした。

そんな私に転機がきたのは高校2年生の時です。進路の話も出てくる中で高校でサッカーを辞めようかとも悩んでいました。そんななか小、中で一緒にサッカーをしていた友人達が強豪校やクラブで活躍し躍動している姿が取り上げられるようになり、前まで同じ所に立っていた人達が今では雲の上の存在のようになってしまっている事に凄いと思うと同時に、それ以上に悔しい負けたくない。自分にも出来るはず。
そう思いました。私の中に残っていた小さなプライドの残り火が再燃した瞬間を今でも鮮明に覚えています。

大学で次のステージで結果を残したい。活躍したい。今思えばこの時が私のサッカー人生で初めて自分の意志で決断し、上にいきたいと強く思った瞬間でした。

火がつくの遅いなと思われるかもしれませんが、それだけ変わることに時間が必要なくらい弱かったんです笑

縁あって神大の練習に参加させて頂き、その日に私はこのチームでプレーしたいと即決しました。いつもなら両親や恩師の意見を聞くのが私でしたが、聞くより先に自分の意志を伝え行動していました。今思えば少しずつ変われていたんだと思います。

意志を持って行動することができるようになったこの変化は本当に大きかったです。
そうでなければ神大には入らなかっただろうし、今の私はありませんでした。
新しい環境に飛び込むことが平気な人もいるだろうし、私みたいに苦手だなと思う人もいると思いますが、ちょっと勇気をだして少し嫌だったとしてもただ何となく歩む道より、その一歩を踏み出し続けた末に選んだ道を歩いたほうが素敵な経験ができる。悩んで弱い自分が出てきそうになったらとにかく自分にそう言い聞かせています。


入部してから現在までトップチームに所属させていただき、個人としてもチームとしても様々な経験を積むことができています。
試合に絡むことに必死だった一年生、個人として思うようにいかなかった二年生、安定して試合に出れるようになりながらも、チームとして結果が出なかった三年生、そしてゲームキャプテンとして挑む大学ラストイヤーの四年生。

責任や緊張はもちろんありますが、それに押しつぶされることはありませんし、むしろ私がシーズンを戦い抜くうえでの必要不可欠な要素であり、強くしてくれる糧であると考えています。私には自身を律してくれる適度な重圧が必要なのです。

そしてなにより、神大女子サッカー部という心強い仲間がいます。どんなに苦しい試合でも、同じグランドで戦ってくれる仲間、ベンチからピッチを盛り上げてくれる仲間、動画で応援メッセージをくれる仲間、そんな仲間のためなら私は走り続けられます。皆んなの存在がどれだけ私の中で大きいかは伝えきれません。本当にいつもありがとう。私がゲームキャプテンであれるのは皆んながあってこそなんです。
適当なところが多ければ、感情がすぐ顔にでるってよく言われるし、後輩からポンコツって言われるくらい確かに抜けてるところも多くて、本当に未熟者だけど、ピッチの中では最後まで絶対諦めないし、誰よりも声出して闘志燃やしてチームのために走りきって戦える自信があるからそこは信頼して信じてついてきてほしい。

やる時はやる女だから。

皆んなこんな私をこれからもよろしくね。


そして私の大好きな家族
何不自由なく育ててくれて、私のわがままを聞いてくれて、私のサッカーをなによりも楽しみに応援してくれて、愛情たっぷりに育ててくれた両親と祖父母、親友みたいになんでも話せる弟、癒しをくれる愛しい愛犬ぽち。
最高の結果で恩返しできるように頑張るのでみていてください。

シーズンは始まったばかり、きっとこれから多くの困難に直面するとは思いますが、このチームならどんな荒波も越えていけると私は確信しています。なんといっても私たちは湘南の女ですからね。湘南ラストイヤー暴れます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

次は神大の俊足テクニシャン津田真凛!!


乞うご期待!