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4年生ブログ 第6弾 森藤凜 《継続すること》

こんにちは!

神大の上田綺世からバトンを引き継ぎました。
森藤凜です

先にブログを公開している5人の文章力に驚かされプレッシャーを感じているところではありますが、私が伝えたいことを飾らず書こうと思いますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

≪継続すること≫

私は典型的な飽き性です。
5歳から始めたピアノは数回で嫌になり、本を買っても大体の結末は未だに不明、大学生になり毎日つけようと決めた家計簿もアプリすらなくなりバイトも1年以上続かない。理由は全部飽きるからです。

そんな私が飽きずにずっと続けられているのがサッカーです。
小学生になる時に姉の影響で始め、サッカーに没頭する日々は他のことなんてどうでもよくなるくらい充実していていました。中学生で人生初の全国優勝を経験し、高校でも1年生からスタメンで試合に出させてもらって2度目の全国優勝をしてサッカーが好きだという気持ちだけで歩んだ順調な道のりでした。

そんな順風満帆なサッカー人生も長くは続かず高校2年生の夏から悔しくて辛くてサッカーで悩むことばかりでした。怪我で長期離脱だってしたし、陸上選手にでもなるのかと錯覚を起こすほど走り、高校生活最後の全国大会は初戦敗退で終わりました。
大学では神大初のインカレ優勝をするという目標を立てて入学しトップチームに所属させていただいたものの、試合に出場できないどころかベンチにも入れず同期の活躍を応援するだけの時間を過ごしました。当時は環境のせいにして弱音ばかり吐き、過去の栄光にすがりながらサッカーをしていたことを覚えています。昔から気持ちが足りないと言われ続けやる気がないように見受けられがちな私は必死にやっていると言いながらも無意識に現状から目を背け甘えていたのだと思います。

これまでサッカーを辞める要因はたくさんあったし部活動に所属せず学校が終わって毎日遊んでいる友達を羨んだことは何度もあります。でも辞めたいと思ったことは一度もありません。15年間で喜怒哀楽では収まりきらないほど色んな感情を体験しました。どこを切り取っても苦い思い出は必ずついてきますが選んだ道も続けてきたことも正解だと思えるほどかけがえのない時間です。
それがサッカーの楽しさなんだと思います。

そして決して一人では続けられていないサッカーもたくさんの人に出会い支えてもらうことで今でも続けられています。
家族はもちろん、これまでの指導者の方からはサッカーだけでなく人としてもっと大事なことも学びました。相談に乗ってくれる先輩やまだまだ未熟な私を慕ってくれる後輩、離れていても会いに来てくれる友達、高校では憧れの選手も出来ました。
言葉にしきれないほど大きな感謝を常に忘れず結果で恩返します。

現在大学を卒業してからサッカーを続けるか否かの決断を迫られています。この決断は何年たっても出来ません。いつサッカーを辞めても続けてればよかったと悔やむ時が来るからです。
どちらの道を選んだとしても一生に残るような思い出にするためまずは目の前にある目標、大学最後の年優勝して終わりたいです。
私達なら必ずできると信じています。今年から変わろうと始めたミーティングはぎこちなかったけど確かに4年生は同じ目標を見据えていました。そこから小さなことに気づき改善して、それについてきてくれる心強い後輩がいて勝利のために色んなことを考えて支えてくれているスタッフがいる神大は強いです。

私がここまで神大で優勝したいと思えるのは同期のおかげでもあります。本当に同期に恵まれています。苦楽を共に過ごしシビアなことも笑って乗り越えてきました。他愛もない会話が楽しくてふざけて大笑いしてでも真面目な話もするしやる時はやるし全員もれなく頼もしいです。卒業しても定期的に会おうねっていう会話をするたびにもう少しなんだなって実感します。

最後に大切な家族へ
片道1時間の運転や中学入学と同時の引っ越しなど私のサッカーのために常に環境を整えてくれました。怒られることの大半はサッカーのことでよく喧嘩もしたけど全部私のためだって伝わっています。いつも優しく時に厳しくどんな時も見捨てずに育ててくれた両親、私の調子が良い時も悪い時も変わらず応援してくれる祖父母、趣味や思考が似ていて友達みたいな姉。帰る場所がこの家で本当によかったと思います。サッカーに出会わせてくれて何不自由なく続けさせてくれてありがとう。今まで悲しい思いもさせてしまったけど最後は笑って終われるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします。

4年生になってもう2か月が経ちました。カンカレ前期も終わろうとしています。
私たちが日本一になるまでの道のりはまだまだ遠いです。でもそれも含めて楽しめるのが神大です。
一戦一戦勝ちにこだわって頑張りますのでこれからも神奈川大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いします!!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

次は宮崎弁が特徴的な赤ちゃん
背番号53番縫美奈実です
お楽しみに!!