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4年生ブログ 第14弾 #8池口響子 《陰のスーパーヒーロー》

なんやかんやサッカーでの熱い話を沢山してきた渡邊澪からバトンを受け継ぎます、1年中熱い女といえばこの女、池口響子でございます。

何を書こうか、何を伝えようかたくさん考えてもこのブログだけでは書ききれないので、今回は1つだけみんなに伝わって欲しい想いを書きます。

『陰のスーパーヒーロー。』

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ありがたいことに私たちは、常日頃から"当たり前"に囲まれて生きています。
7歳から始めたサッカーも当たり前に親がお金を払ってくれて、当たり前にできる環境があり、指導していただく環境があり、好きなことを自由にさせてもらえる当たり前が私たちの生活には潜んでいました。
私が伝えたいのはその当たり前に隠れている、スーパーヒーローの存在です。
私たち4年生は1年生の時から1年ごとに監督が変わり環境も変わる中で大学4年間を過ごしてきました。
毎年変わる中でも監督の掲げる目標は毎年"大学日本一。"
この言葉を一番できると信じ、選手に託し、愛を持って指導してくれているのは、いつも私たちのそばで熱血に指導してくれているスーパーヒーローたちなんです。
どうしたらこのチームが良くなるか、どうしたらみんなの向く方向が同じになるか、日本一になるために逆算をして身も心も削って私たちのために時間を割いてくれています。
でも実際に闘うのは私たち選手であり、試合のために削った時間も努力も、スーパーヒーローたちは託すだけになるんです。
格好つけたがりなヒーローはみんなには言わない、伝えないだけで誰よりもみんなを想い、みんなが笑顔になれるようにといつだって考えて動いてくれています。自分はその人と多くは語らないけど、怪我をしてる間に話す機会があって、陰のヒーローの存在に気づきました。どんなに体が悲鳴を上げてもこの人のために闘える選手になろうとその時心に誓いました。

私が伝えたいのはここから。
そんなスーパーヒーローたちに笑ってもらうには、私たちが輝かせるしかないんじゃないか?ということ。
55人もいるチームなんだから全員がまとまることはないって、それで放置でいいのか?
逆にこんなに多くの選手が日本一を本気で目指したら、どこよりも強いチームができるんじゃないか?
きっとみんな心の中ではわかってるはず。ここで声を出してたら、ここで走ってたら、ここで体を投げ出せたら、その少しの妥協がこのままだと後悔するなってことも。
私はありがたいことに大きな怪我を何度かしてその当たり前に気づくことができた。だからこそ声を大にしてみんなに伝えたい。

スーパーヒーローに気づいてもっと感謝をしようよ、と。
それをピッチで体現するのは私たち選手なんだぞ、と。

当たり前に用意された練習に本当に魂を込めてるか?
一つのパス、一つのトラップ、練習のための練習になるなとみんな小さい頃から言われていたはず。
その言葉の意味をもう大学生なんだからしっかり理解して、全員が全員のために、そして、陰で動いてくれてるスーパーヒーローのために、私たちが想いを繋げる。
選手の中にも怪我で苦しみ、でもそれを表に出さないで陰で支えてる人達がいる。メンバーに入れない悔しさを押し殺して頑張れと応援してくれる人がいる。
誰かを思い行動する人達は私にとってスーパーヒーローなんです。
そんな人達に私は恩返しがしたい。結果の世界だけど、まずは恩返しがしたいんだと、この感謝の気持ちを日々の中で出していくことが大事なんだと思います。
ここまで読んでくれたそこの君も、本当は変わりたいはずって私は思うよ。当たり前の環境を用意してくれるヒーローは沢山いるけど、自分を変えてくれる人は自分しかいない。
次はあなたが誰かのために頑張れる人間になって誰かのスーパーヒーローにならなきゃ!
そんな感じで、私はこのチームのために、陰のスーパーヒーローのために、大切な仲間のために、全てをかけて、覚悟を持って最後の大会に臨みます。
そこの君も、そっちの君も、一緒にスーパーヒーローに笑ってもらうために頑張らないか?
私にはもう揺るがない信念がある。
一緒に日本一になりたい仲間もスタッフもいる。
恩返しがしたい家族もヒーローも仲間もいる。
一人一人が誰かのために、共に闘おう。
最後にはみんなで笑おう!!!!!

それが私の伝えたかった想いです。
こんな拙い文ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の周りにいてくれる人に改めて感謝します。いつもありがとう。

次は4年生ブログラスト!!!
人を笑顔にするのが大好きで、いつも笑顔が輝いてるグリたんです🐶!!!