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4年生ブログ 第11弾 #72西澤智由良 《人生》


超モデル体型、おしゃべりモンスター吉田優菜からバトンを受け取りました西澤智由良です。
まずはじめに、私にとってのサッカーは「人生」です。サッカーは私にたくさんのことを与え、教えてくれました。このブログでは、サッカーを通して私が今まで考えたこと、感じたことなどをお話できればなと思います。少し長くなりましたが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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私は兄の影響を受けてサッカーボールを蹴り始め、小学1年生から地元の少年団に入りました。当時、学生時代にバスケをやっていた母から、サッカーチームに入るか、バスケチームに入るかを迫られましたが、1ミクロンの迷いもなくサッカーを選んだことを鮮明に覚えています。

小学生時代はボールを触っているのが楽しくて、頑張ったら褒められて、ただただ楽しんでサッカーをやっていたと思います。学校から帰ってきたらすぐに兄たちとボールを蹴りに行き、サッカーをしていた記憶しかないくらいです。すごく負けず嫌いで、悔しくて泣いたり、男子だろうが、上の学年だろうが、かかってこいや!精神でした。

中学生では、有り難いことに埼玉県の下部組織チームのセレクションに受かり、そこに進路を決めました。上手な選手が多く、設備もよく、とても刺激的でした。しかし、2年生では怪我で思うようにサッカーに関われず、復帰してもうまくいかないもどかしさなどから自信を失っていました。そこで初めてサッカーから離れたいと思いました。毎日が楽しくなかったんです。
そんな私を見て、地元の女子クラブチームの監督が声をかけてくれました。その監督は私の中学校の教員もやっており、私を小さい頃から知っていました。落ち込んでいる私を見て、毎日のように学校で声をかけてくださり、2年生の冬、チームを変えるという大きな決断をしました。すごく迷いました。裏切り者になるような気がして、誰にも言えない状況が苦しかったです。それでも、好きで始めたサッカーを嫌になって辞めたくないと思い、続ける選択をしました。私を送り出してくれた、受け入れてくれた両チームの同期、先輩、後輩には感謝しきれません。すごく楽しくサッカーをでき、高校も当たり前のように続けることにしました。

高校は、親から勉強も求められていたので、勉強もサッカーも十分にできる高校を選びました。高校時代はすごく充実していたと思います。Aチーム、Bチームと様々な立場を経験することができ、悔しさをバネに試行錯誤し、自分のプレースタイルを磨く3年間でした。どの場面も未だに鮮明に覚えています。すごくサッカーを楽しめた3年間で、大学でも続ける選択をしました。

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大学は、化学が学べて、サッカー部が強い神奈川大学を選びました。コロナ禍を経てついに始動し、大学サッカーを目の当たりにして一番初めに感じたことは、レベルが違う、でした。全国常連の高校やクラブチームで勝ち抜いてきた人たちが集まった場所に私は来てしまったのだと、感じました。私は足も速くなければ、足元が上手いわけでもない、神大で一番下手なんだと常に自分なんかと劣等感を持ちならが、サッカーをしていました。
2年生になると、学部の課題、資格の講義などで忙しくなり、睡眠時間が取れずパンクしてしまった時がありました。サッカーもうまくいかない、勉強も大変。自分はなにをしに大学に来たのか。ずっとそんなことを考えていました。
しかし、考えているときに、思ったんです。時間の無駄だと。うまくいかないと考えている時間がもったいないと。私は化学が好きでより専門的に学びたいと思ったし、サッカーが好きで本気でやりたくてここを選んだんだと、原点に立ち返ることにしました。せっかく上手な選手がたくさんいるのだから、どんな風にピッチを見ているのか、何を考えているのかの意見を聞いたり、上達できることがあると考え、部活に取り組もうと思いました。今でも他の選手をすごいな、羨ましいなと思うことはありますが、私ならこうできるかな?など以前のように劣等感を抱えることなく、すごく前向きにサッカーをすることができています。まだまだたくさん挑戦して、上手くなりたいです。


サッカーは、私に楽しさ、嬉しさ、喜び、葛藤、怒り、悔しさ、もどかしさなど、たくさんの感情を経験させてくれました。そこから、色んなことを考えて試して考えて、今の自分が出来上がってきたと思います。そして、サッカーが繋いでくれた人々は本当に大切な存在です。なので、サッカーは私と切っても切り離せない関係なんです。辞めたとしても、ずっと一緒なんです。

そんな私は大学卒業とともにサッカーから離れる決断をしました。本気でサッカーをするのも長くてあと3ヶ月ほどです。あっという間ですね...サッカーがない毎日は全く想像できません。悔いが残らないよう、1日1日を大切にサッカーと向き合っていきたいと思います!

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最後に沢山の人に感謝を伝えたいと思います。

まずは今まで私に関わってくれたすべての人へ
皆さんのおかけで私はサッカーを続けることができているし、楽しめています。ありがとうございます。

かわいいかわいい後輩ちゃんたち
自分は先輩っ子なので後輩を可愛がれるとはあまり思っていませんでしたが、ちゅらさんってたくさん声をかけてくれて、ありがとう。あと少しよろしくね。

同期のみんな
オフの時は小学生みたいなくだらないことばっかりやっててうるさいけど、遊びに行っても結局部活の今後の話とかしちゃうくらい部活を、サッカーを本気で考えている同期たち。落ち込んでたら声をかけてくれて、一緒にふざけてくれて、心の支えになってるよ、ありがとう。日本一になろうね。

スタッフの方々
コロナ禍やここ2年は特に目まぐるしく変わっていく環境の中で、私達学生が止まることなく活動できているのは、私たちのために裏でスタッフの方々が全力で動いてくださっているからです。ありがとうございます。少しでも恩を返せるように、頑張ります。

OGの方々
今年の始めにOG会をしたのですが、本当に多くのOGの方々が参加してくれたんです。気さくに話してくださりとても嬉しかったのを覚えています。当時の話などを聞いて、歴代のOGの方々、スタッフなどが欠けていたら、私は神奈川大学女子サッカー部に入ることはなかったし、部員のみんなにも出会うことができなかったと思うと、私がここでサッカーをできていることは当たり前ではないと思いました。今でも支えてくれているOGの方々に感謝するとともに、神奈川大学女子サッカー部に所属していることを誇りに思います。

そして、神奈川大学女子サッカー部を応援してくれている方々
様々な経緯で女子サッカー部を応援していただいていると思いますが、真夏でも雨でも足を運んで応援してくださり、遠くからでも常に見守ってくださり、本当にありがとうございます。応援に応えられるよう、全力で走り抜けたいと思います。

今後とも神奈川大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いします!!

とても長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました😍

次は、おっちょこちょいで心優しい岩佐祐美です!乞うご期待!