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4年生ブログ 第15弾 #55西尾彩花 《仲間》
1年中熱くて、笑顔が素敵な池口響子から最後のバトンを受け取りました、西尾彩花です。ブログの最初の投稿が5月で最後にバトンが回ってきて、時が経つのが早いと感じたとともに残りの限られた時間の中で、神奈川大学女子サッカー部のチームと仲間とスタッフ方と過ごす時間が減ってきているのだと最近とても実感しています。
拙い文章ではありますが、最後まで温かい目で読んでいただけたら幸いです。
神奈川大学に入部して、1年生の時部員は70名程いました。その中で、同級生は20名いました。今では、部員数も減りましたが共に過ごしていた同級生も減り今は14名しかいません。学年が上がるにつれて次々と減っていきましたが、辞めてしまった人の多くは新たな夢や目標をもち辞めていきました。辞めても、出会い共にしたからには一生友達であり最高の同期だと思います。
私自身、何度もただただ辞めたいと思う事が何回もありました。一年生の時は県リーグでしたが、部員数が多い事や、実力がなかったこともあり、試合はほとんどがベンチ外。1年間を通しての試合合計出場機会は、2試合なかったと思います。大学生活の両立もきつくて精神的に病んでしまった事もあり、母に弱音を吐いた事もありました。けれど、共にしてきた同期や先輩方が励ましてくれたり、仲間が頑張る姿を見てここまで頑張ってこれたのだと思います。
四年生になり進路を考えないといけない時にサッカーを続けていこうかと迷った時期もありました。けれど、私からサッカーをとったら何も残らないしサッカーが一番好きで、続けていこうと思うことができました。そう思わせてくれたのは、仲間の存在があったからです。
サッカーは、1人でできるスポーツではなく仲間と協力し合うスポーツであり、チームスポーツです。その中で私が特に大切にしていることは声掛けです。私はそれぐらいしかチームに貢献することができないので、声掛けをとても大切に心掛けています。それは、大学からではなくてサッカーを初めた小学生の頃から心がけているものです。ナイスプレーなどのプラスの声掛けもとても大切ですが、最中の声掛けも大切でボールが移動する中で選手間でのコミュニケーションをとることが重要だと思います。だからこそ、いい守備やいい攻撃に繋がるのだと思います。仲間がいないと、このスポーツは成り立つことはできません。仲間を思いやるプレーがあるチームはとてもいいチームだと考えています。思いやるプレーとは、例えば、仲間がパスコースで困っていたら顔を出したり、仲間がミスしたのをリカバリーしてあげたり、それこそ、声掛けなども思いやるプレーに入ると思います。チームスポーツは、パス1つもそうですが、仲間を思い合い、尊重し合いながらできるスポーツだと思っていて、だからこそ、勝った時の喜びは大きいし、負けた時の悲しみも大きいんだと思います。私は、仲間を思いやるプレーヤーであり続けたいし、その中でみんなと勝ちを共にして喜び合いたいと思います。そして、仲間は一生の宝物でこれからの人生の財産になると思います。
神奈川大学女子サッカー部の戦いはまだ終わっていません。いい選手が集まっているので、選手達の中でお互いの選手の特徴を活かしてプレーして、チーム一丸となって闘い続けたいと思います。
私達が毎日サッカーできている環境は当たり前ではありません。応援に来てくださる保護者の方々、OG、グラウンドなどの施設を提供してくださる大学、監督、スタッフ方、神奈川大学女子サッカー部に関わっている多くの方々のおかげでできています。日々感謝しています。感謝は結果でしか返すことができないので、残りの試合結果で返せるように頑張っていきます。
最後に
後輩へ
個性が強すぎるけど、プレー中も1人1人の個性がいきてて見てるだけでも面白かったり、驚いたり、すごく楽しいと感じることが多く一緒にプレーしていて楽しいよ!!残りの限られた試合は、四年生にとっても最後の試合になるから、力を貸してください!!そして、一緒に最高の景色を見にいきましょう✌️
四年生へ
みんなに出会えてよかった。一緒にサッカーできてよかった。卒業したら、それぞれ違う道に行くけど、あと少しの限られた時間の中で最高の思い出沢山作っていこうね!!
同期最高♡
家族へ
父や母、兄のおかげでここまで成長することができました。これからも甘えてしまうことが多くあると思いますがよろしくお願いします。
長くなりましたが、ここまで見てくださりありがとうございました。
4年生のブログは私で締めさせていただきます。4年生のそれぞれの思いは、皆様に届きましたでしょうか。4年生にとっては最後の学生スポーツであり、最後の年となります。今一度ブログを見返して見てはいかがでしょうか。
残りの試合、私達選手は悔いがないように笑って終われるように頑張るので、応援の方よろしくお願いします。